中野ブロードウェイ(中野区中野5)4階のアートギャラリー「Gallery リトルハイ」(TEL 050-3597-7222)で3月10日から、徳持耕一郎さんの個展「線が奏でるJAZZ~鉄筋彫刻の世界~」が開かれる。
(関連フォト)「線が奏でるJAZZ~鉄筋彫刻の世界~」作品(2)
徳持さんは1957(昭和32)年、鳥取市生まれ、鳥取市在住。浮世絵に興味を持ち、版画の勉強と制作を開始。1989年にはニューヨークで木版画の個展を開催。この時、毎晩ジャズクラブに通い、ライブシーンをナプキンにスケッチし、以来現在も描き続けており、それが作品の原点となっているという。その後、地元の鳥取を訪れる多くのジャズ演奏家たちとの交流を重ね、鉄筋彫刻を生み出し、線で立体感を出すことを追及した作品を制作する。
同展では、この鉄筋彫刻のほかに銅版画や毛糸、針金などの素材や手法を使った、線による立体を表現した作品約30点を展示販売。11日・12日には、柔らかいアルミの針金で動物などを制作する徳持さん本人による「針金アート・ワークショップ」も開く。
開催時間は12時~19時(最終日は17時まで)。水曜休廊。入場無料。3月21日まで。ワークショップは予約が必要(先着10人、参加費は1,000円)。