劇団スタジオライフ(中野区松が丘1、TEL 03-5942-5067)は新宿シアターサンモール(新宿区)で6月15日から、デヴィッド・ホールマン作「THE SMALL POPPIES(ザ スモール ポピーズ)」公演を行う。
同作品は1987(昭和62)年にイギリス・ロンドン「ヤングヴィックシアター」で上演されたオーストラリアの戯曲で、さまざまな国からの移民や難民を多く受け入れたオーストラリア・アデレードを舞台に、移民や難民の5歳の子どもたちの不安や友情など「ボーダーレスの世界」を描く。
キャストは笠原浩夫さん、山本芳樹さん、岩﨑大さん、船戸慎士さん、牧島進一さん、関戸博一さん、松本慎也さん、仲原裕之さん、緒方和也さん、宇佐見輝さん、若林健吾さん、千葉健玖さん、江口翔平さん、吉成奨人さんのほか、57歳を迎えたばかりの団長・藤原啓児さんも5歳児役を演じる。上演台本や演出は、同劇団唯一の女性である脚本演出家・倉田淳さんが担当する。
公演時間やキャストは日によって異なる。チケットは全席指定で、一般=5,800円、学生=3,000円など。チケットの申し込みや各種チケット情報など、詳しくはスタジオライフのホームページで確認できる。7月2日まで。
同劇団は1985(昭和60)年に結成し、1987(昭和62)年から男優が女性役も演じる手法を取り、現在は男優約40人が在籍する同劇団。男優のみで構成されていることや、劇団唯一の女性で脚本・演出家の倉田さんの舞台演出で、幅広い年齢層の女性に人気を集める。