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中野ブロードウェイで小林和史さん個展 「1枚の紙とハサミで生み出す昆虫」

カブトムシを切り出した小林和史さんの作品

カブトムシを切り出した小林和史さんの作品

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 中野ブロードウェイ(中野区中野5)4階のアートギャラリー「Gallery リトルハイ」で7月7日から、美術家・小林和史さんの個展「Shape of the storage -記憶のカタチ-」が開かれる。

チョウを切り出した小林和史さんの作品

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 小林さんは、世界的ファッションデザイナーである三宅一生さんのアシスタントデザイナーとしてパリコレクション、空間演出、ライセンスデザインなどの仕事に携わり、独立後はアーティストとしてジャンルを越えた活動を始め、各地で個展、イベントを展開。「自然」や「身体性」をテーマにコスチュームデザイン、空間演出、舞台、映像、CMなどのトータルデザインを手掛ける美術家の一方で、ライフワークとして紙を素材にハサミ一本て原寸大の切り絵の昆虫を制作している。

 同展では、額やケースに収められた小林さんの昆虫作品約30点を展示販売する。ギャラリー店主の小高均さんによると、はさみで1ミリを15等分に刻むことができる技術から生み出される切り絵の虫たちは、あまりのリアルさに、小林さんが制作したハエを本物のカマキリが食べようとして吐き出してしまったというエピソードもあるという。

 開催時間は12時~19時(最終日は17時まで)。水曜休廊。入場無料。7月18日まで。

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