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なかのZEROで新春能「石橋」-施設20周年で、野村萬斎さんの狂言も

なかのZERO大ホール20周年にふさわしい新春能「石橋(しゃっきょう)」

なかのZERO大ホール20周年にふさわしい新春能「石橋(しゃっきょう)」

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 なかのZERO(中野区中野2)大ホール20周年記念公演として1月27日、新春能「石橋(しゃっきょう)」が開催される。

なかのZERO大ホール20周年にふさわしい新春能「石橋(しゃっきょう)」

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 公演では、遠藤六郎さんの素揺「神歌」、観世喜正さんの舞ばやし「高砂」、野村萬斎さんの狂言「末廣かり」、小島英明さんの能「石橋」が披露される。「石橋」は、獅子の顔をした獅子口という能面をつけた後シテの豪壮な舞と、はやし方の秘曲が特徴の能。後段の獅子の舞については古くは唐楽に由来していて、世阿弥の時代には猿楽や田楽に取り入れられたという。

 素揺を謡う遠藤さんは観世流シテ方。1927(昭和2)年生まれ。中野区在住。10歳より先々代・観世喜之の内弟子に入り、先代観世喜之・観世寿夫・先代観世銕之亟、各師にも師事。現在も現役最長老として舞台に立ち、芸歴は70年を超える。

 舞ばやしを演じる観世さんは観世流シテ方。1970(昭和45)年生まれ。観世喜之の長男で父に師事。父と共に矢来能楽堂を中心に活動。国内や海外での演能にも多く携わる。1997年に同世代の能楽師5人で「神遊(かみあそび)」を結成。能楽協会の教育特別委員として能楽体験学習など、若い世代への能の普及を積極的に推進。

 狂言を舞う野村さんは、和泉流狂言方。1966(昭和41)年生まれ。野村万作(人間国宝)の長男。故六世野村万蔵および父に師事。3歳で初舞台。国内外で狂言の普及を目指す一方、映画、舞台、TVなど幅広いメディアで活躍。古典の技法を駆使した作品の演出など、新しい演劇活動にも意欲的に取り組む。東京藝術大学音楽学部卒業。世田谷パブリックシアター芸術監督。ござる乃座主宰。重要無形文化財総合指定者。

 能を舞う小島さんは観世流シテ方、1970(昭和45)年中野区生まれ。観世喜之に師事。祖父は先々代喜之、伯父は先代喜之に師事した能楽師で、幼少より能に親しむ。シテ方として東京を中心に各地方公演だけでなく、フランス、イギリス、アメリカ、スペイン、ベルギー、シンガポール、韓国、ロシアなどの海外公演にも多数参加。宮城県白石市にある「碧水園」、埼玉県深谷市、地元・中野区における定期公演のほか、薪能、ろうそく能などの公演を企画・実施。また、「多くの人に能楽に触れる機会を持ってほしい」と、能楽講座の開催に尽力。東京都教育委員会主催・東京未来塾、東急文化村、日本橋高島屋セミナー、自由学園公開講座、京王それいゆ倶楽部講座にて各講師を務める。

 開演は16時。チケットは全席指定で、1階席=5,000円(小中学生=4,000円)、2階席=3,000円(同2,000円)。未就学児入場不可。なかのZEROチケットセンター(TEL 03-3382-9990)で販売している。

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