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野方に「本格中華蕎麦ゆるぎ」 スープや鶏チャーシューに「紀州うめどり」採用

「つけそば(淡麗・鶏)」

「つけそば(淡麗・鶏)」

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 西武新宿線野方駅南側のバスロータリー前に9月4日、「本格中華蕎麦ゆるぎ」(中野区野方5)がオープンした。

(関連フォト)「本格中華蕎麦ゆるぎ」外観

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 同店は、つけ麺を考案し中野大勝軒の店長から独立した山岸一雄さんの東池袋大勝軒の流れをくむ「麺屋こうじグループ」の系列店。店内はカウンター7席、店長は津葉井(つばい)克則さんが務める。和歌山県田辺市出身という津葉井さんは「自分の出身地であるブランド鶏『紀州うめどり』をスープにも鶏チャーシューにも使っていることがこのラーメンの特徴の一つ。しょうゆやダシなどの素材にこだわり、素材の味を生かしたシンプルなラーメンを追及している」と話す。

 ラーメンメニューは「醤油らぁめん」「塩らぁめん」(以上750円)、「つけそば(淡麗 鶏)」(800円)で、それぞれ味玉、チャーシューなどのトッピングが可能。「らぁめん」のチャーシューは鶏、「つけそば」のチャーシューは豚を使っている。券売機に用意している「塩つけそば」は、味が決まり次第提供するという。ランチ時には「ランチ飯」(120円)などを用意。ドリンクメニューは、缶ビールやハイボール、ウーロン茶などを用意する。

 津葉井さんは「地元の人たちに長く愛されるラーメンを作りたい。濃口しょうゆにたまりしょうゆをブレンドしたり、あご(トビウオ)でダシをとったり、紀州うめどりを使ったりしているが、もっともっとシンプルに愛される味を研究しながら、ラーメンだけでなく自分自身も進化し続けなければならないと思う」と話す。

 営業時間は、昼=11時30分~15時、夜=17時30分~23時。

 「紀州うめどり」とは、和歌山県内の梅干し業者、養鶏業者らが集まって2007年に発足した「紀州うめどり・うめたまごブランド化推進協議会」が研究し養鶏した、紀州の梅酢エキス「紀州梅そだち(梅BX70)」をまぜた飼料で育てた鶏のこと。

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