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都内5大学が多文化共生プレゼンコンテスト 都主催の人権啓発イベントの一環で

昨年度のプレゼンの様子

昨年度のプレゼンの様子

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 東京国際フォーラム(千代田区)で11月4日に開催される「多文化共生プレゼンコンテスト」に、明治大学国際日本学部(中野区中野4)の山脇啓造ゼミが参加する。

(関連フォト)参加する明治大学国際日本学部山脇啓造ゼミ(写真は昨年度参加時)

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 東京都主催の人権啓発イベント「ヒューマンライツ・フェスタ東京2017」の一環として、東京都と中央大学、東京外国語大学、法政大学、明治大学、早稲田大学が連携して開く同イベントは今年で3回目。今年のテーマは「多文化共生都市をめざして-大学生が考える東京の未来-」。各大学は東京都に対して、多様性が尊重される「温かくて優しい都市」の実現に向けた提言をプレゼンする。

 多文化共生都市とは、「国籍や民族の違いにかかわらず誰もが住みやすい都市」のこと。実際に多文化共生に向けたボランティアや、フィールドワークを行っている大学生の目線で、東京都に対して提言を行う。

 今年は、中央大学森茂ゼミが「東京モザイクアート~多文化共生社会の一員を目指して~」、東京外国語大学長谷部ゼミが「駅を利用した生活者としての外国人との交流プロジェクト」、法政大学山田ゼミが「多文化 journey in University ~大学生から始めよう~」、明治大学山脇ゼミが「Dive into Diversity ~みんながつくる5つの輪~」、早稲田大学山西ゼミが「足元にある共生の種に気づく ~他者の声に耳を傾けることから~」をプレゼンテーマとして発表し、最優秀賞を競い合う。

 実行委員長で同大学国際日本学部3年の藤本優花さんは「大会まで1週間を切り、実行委員は開催準備を、プレゼンターは発表の仕上げを進めている。異なる文化背景を持つ人々が共に暮らす環境は、ちょっとした心掛けでつくることができると思う。その第一歩となるようなヒントを各大学のプレゼンから得ることができると思うので、会場に足を運んでほしい」と呼び掛ける。

 開催時間は10時~13時。入場無料。

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