中野サンプラザ(中野区中野4)13階コスモルームで1月4日、中野区主催の「新年賀詞交歓会」が開かれた。
(関連フォト)会場入り口で列席者にあいさつをする田中大輔中野区長(左)や、いでい良輔中野区議会議長(左から二人目)ら
毎年、中野区役所の仕事始めの日に行われる同イベント。今年は田中大輔区長や同区の職員幹部、来賓として衆議院議員の松本文明さん・鈴木隼人さん・長妻昭さん、東京都議会議員の荒木ちはるさん・高倉良生さん・西沢けいたさん、中野区議会議員ら、中野区町会連合会や東京商工会議所中野支部など同区内の地域・産業関連団体会長や理事長など、約400人が出席した。
オープニングでは、江戸末期から同区鷺宮地域に伝わる伝統芸能で同区無形民俗文化財の指定を受けている「鷺宮囃子(ばやし)」の演奏が披露され、国歌斉唱が行われた。その後、中野にゆかりの深い宇崎竜童さん・阿木燿子さん夫妻が作詞・作曲を担当し、安東みどりさんが編曲を担当し、昨年3月に完成した新しい中野区歌「未来カレンダー Forever Nakano」を、昨年の賀詞交歓会同様列席者ら全員で合唱した。
年頭のあいさつで田中区長は中野区基本構想、子育て支援、超高齢化社会、地域包括ケア体制、環境問題への対応、2020年の東京オリンピック・パラリンピック、健康づくり、国内外との自治体連携などの取り組みに触れ、「住民の生活基盤を強固なものにするためには、地域社会の経済的な活力を生み出すことも欠かせない。地域の特性と強みを生かした活性化の取り組みが問われている」と話した。
続いて、いでい良輔中野区議会議長のあいさつ、南かつひこ副議長の号令で乾杯。松本衆議院議員・鈴木衆議院議員・長妻衆議院議員らが来賓の祝辞を述べ、オープニング同様「鷺宮囃子」の演奏で中締めとなった。