コンサートホールや中野区の生涯学習の拠点となっている施設「なかのZERO」(中野区中野2)小ホールで6月15日、チェリスト藤原真理さんのリサイタルが開催される。
藤原さんは1949(昭和24)年大阪府和泉市生まれで、1959(昭和34)年に桐朋学園「子供のための音楽教室」に入学し、斎藤秀雄さんに師事。1971(昭和46)年、第40回「日本音楽コンクール」では大賞とチェロ部門で1位を獲得。1978(昭和53)年には第6回チャイコフスキー国際コンクールで2位を受賞するなど、数々の受賞歴を持つ日本を代表するチェリスト。
演奏予定曲は、ベートーヴェン/ヘンデルの「ユダ・マカベア」の「見よ勇者は帰る」の主題による12の変奏曲、ベートーヴェンの「ピアノとチェロのためのソナタ第3番イ長調 Op.69」、J.S.バッハの「無伴奏チェロ組曲第1番ト長調BWV1007」、シューマンの「民謡風5つの小品より第1、3、4曲」、フォーレの「子守歌」「夢のあとに」、カサドの「親愛の言葉」など。ピアノは倉戸テルさんが務める。
19時開演。全席指定で、料金は3,500円。未就学児入場不可。なかのZEROチケットセンター(TEL 03-3382-9990)で販売している。