中野・織田学園(中野区中野5)の運営する織田ファッション専門学校と織田きもの専門学校が2月9日、合同で学内コンペティション「Oda Fashion Design Competition(OFDC) 2019」の入選作品ファッションショーと公開審査を行った。
(関連フォト)ファッション部門の大賞はファッションデザイン科の平井陸椰さんの作品
「OFDC」入選作品はファッション部門12作品、きもの部門12作品、合計24作品。会場となった同学園グリーンホールには招待客や高校生、在校生など約300人がショーを観覧し、公開審査により各部門の大賞2作品などが決定した。
きもの部門は、「古代から航海の道しるべや光として人々の暮らしと共にあった星。その一つ一つをつないで生まれた星座神話の美しくもはかない物語を、深い夜色の着物の空に描いた」という「星物語」をテーマとした作品を制作した石川ちづるさんが大賞を受賞した。審査員奨励賞は「女の顔」をテーマとした作品を制作した越川春菜さん、特別賞は「キリン」をテーマとした作品を制作した佐藤瑞穂さんが受賞した。
ファッション部門は「違う素材で同じデザインの服を2つ組み合わせ、着方を変えることで自分の新しい1面を見せた」という「Doppel ganger」をテーマとした作品を制作した平井陸椰さんが大賞を受賞した。審査員奨励賞は「スーパーコンピューター」をテーマとした作品を制作した秋山祐斗さん、特別賞は「Pilz」をテーマとした作品を制作した山本直美さんが受賞した。
高校生が投票で両校から1人だけ選ぶオーディエンス賞は「スーパーコンピューター」の秋山さんが受賞した。