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沼袋の気仙沼応援居酒屋「かなで食堂」で「子ども食堂」 運営資金には客の寄付も

店主の新名明久さんと「かなで食堂」外観

店主の新名明久さんと「かなで食堂」外観

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 子どもたちに無料でご飯を提供する「奏-かなで-子ども食堂」が5月19日、デリランチ&居酒屋「かなで食堂」(中野区沼袋4、TEL 03-5942-7071)で開催された。

(関連フォト)初回に提供したメニュー(スパゲティ・ハンバーグ・ケチャップライス・エビフライ・温野菜ほか)

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 東日本大震災の被災地・宮城県気仙沼市の食材をメインに使ったメニューを提供し、今年1月にオープンした同店で、今回初開催となった「子ども食堂」。親子など20組限定で中学生以下の子どもに無料のランチを提供する試み。店主の新名明久さんは「食堂が軌道に乗ったら、地域の子どもたちの居場所をつくりたいと思って準備していた。居酒屋に来ていただいたお客さんが自分の考えに賛同してくれ、子ども食堂のための募金も集まったことで、1回目の開催となった」と話す。

 今回メニューとして提供したのは、スパゲティ・ハンバーグ・ケチャップライス・エビフライ・温野菜などがのったランチプレートと、フライドポテト、野菜スープ。「近くで手作り弁当のお店もやっているので、そのメニューの中から、子どもたちが好きそうなおかずをピックアップした。来てくれた子どもたちはわいわい楽しく、そしてほとんど残さず食べてくれてほっとしている」と新名さん。

 新名さんは「これからも子どもたちが楽しくご飯を食べ、地元の人たちと交流ができる場所として月に1度、子ども食堂を開催していく予定。ボランティアとして協力していただける人も募集している」と話す。「被災地、気仙沼を応援しているので、通常営業のお店のほうにもぜひ」とも。

 開催日時は毎月第3日曜、12時~14時。参加料金は、中学生以下=無料、大人=300円。20組限定。はし、フォーク、コップなどは持参。申し込みはフェイスブックページなどで受け付ける。

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