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中野ブロードウェイ「リトルハイ」で近未来さん個展 グロかわいい「牡蠣の子」表現

近未来さんの作品「牡蠣の子」

近未来さんの作品「牡蠣の子」

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 創作人形作家・近未来さんの個展「Alice in teeny slumber ~アリスのうたた寝~」が11月1日、中野ブロードウェイ(中野区中野5)4階のアートギャラリー「Gallery リトルハイ」で始まる。

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 近未来さんことコンドウミクさんは大分県出身、埼玉県在住のアーティスト。高校在学中より独学で人形を作り始め、後に上京し、1970(昭和45)年の大阪万国博覧会「せんい館」の「ルネ・マグリットの男」などを制作した人形作家・四谷シモンさんに師事。現在は埼玉の山の麓で球体関節人形、貝殻や刺しゅうを組み込んだ独特の世界観を持ったオブジェ作品などを制作している。

 同展では、「不思議の国のアリス」に出てくるキャラクターをモチーフにしたカキ殻を使った代表作を中心に作品約30点を展示販売する。

 ギャラリー店主の小高均さんは「どれもがとてもかわいく幻想的な雰囲気で、人形たちのキュートな表情を見ていると誰もが癒やされていく。そしてその人形を何度も見ているうちに、そのかわいさの中にちょっぴりの毒とちょっぴりのグロが垣間見えてくることに気が付くはず。それはまるで『不思議の国のアリス』のようにかわいい系のファンタジーだった物語を読み進めていくと、いつの間にかちょっぴり妖しいダークな世界の魅力に引き込まれていく」と話す。

 開催時間は12時~19時(最終日は17時まで)。水曜休廊。入場無料。11月11日まで。

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