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「NAKANO街中まるごと美術館」が10周年 街が「アール・ブリュット」に染まる

中野サンモールの天空ギャラリーにお目見えした作品紹介の横断幕(昨年の様子)

中野サンモールの天空ギャラリーにお目見えした作品紹介の横断幕(昨年の様子)

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 「NAKANO街中まるごと美術館!アール・ブリュット ~人の無限の想像力を探求する2020~」が1月25日、JR中野駅周辺などで始まる。主催は愛成会(中野区中野5、TEL 03-3387-0082)や商店街らで構成される中野アール・ブリュット実行委員会。

(関連フォト)「アール・ブリュット NAKANO街中まるごと美術館」ポスター

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 アール・ブリュット(Art Brut)とは「生(き)の芸術」という意味のフランス語で、正規の美術教育や文化潮流とは違い、作者独自の方法・発想で制作された芸術の総称。障がいを抱えるアーティストの芸術も含まれる。

 今年は10周年の記念イベントで、中野駅周辺の「中野ブロードウェイ商店街」「中野サンモール商店街」「中野南口駅前商店街」「中野レンガ坂商店会」の4商店街、中野マルイ(中野3)や三井住友信託銀行中野支店(中野5)も参加し、横断幕などを「街角アール・ブリュット展」として展示する。2月2日~8日には野方WIZギャラリー(野方5)、16日~24日には中野ブロードウェイ(中野5)4階「GALLARYリトルハイ」で「アール・ブリュット展」として作品展示も行う。

 関連イベントとしては、2月8日10時30分~と14時~の2回にわたり「視覚障がい者とつくる美術鑑賞ワークショップ」が野方WIZギャラリーで、22日13時~には映画「描きたい、が止まらない」バリアフリー上映会が中野テルプシコール(中野3)で開催予定。

 それぞれのイベントの詳細は特設サイトで確認できる。3月1日まで。

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