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中野の劇団「おひさま冒険団」が新作公演 たまゆり笑さん初主演、紀元前1万年前描く

初主演のたまゆり笑さん(写真前列中央)と「アトランティスZERO」キャスト陣

初主演のたまゆり笑さん(写真前列中央)と「アトランティスZERO」キャスト陣

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 劇団「おひさま冒険団」の公演「アトランティスZERO」が3月5日から、中野駅南口の「中野スタジオあくとれ」(中野区中野2、TEL 03-3384-3495)で開かれる。

(関連フォト)「アトランティスZERO」イメージ

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 中野区を拠点に2013(平成25)年11月、代表の香取大介さんが「区民の役に立つ劇団を創ろう」と思い、賛同した仲間たちと設立した同劇団。「彩誘記」「真田十勇志」「夜霧のベルゲン・ベルゼン」「風紀委員 満寿久子」に続き5作目となる本公演で、香取さんが本作の脚本・演出も手掛けている。香取さんは「劇団員は普段、中野の地域イベントボランティアやまちづくり協議会などで活躍している。地元の人の声を聞き、ニコニコと人に親切にを心掛けて活動している」と話す。

 今回の公演は、紀元前1万年と少し前の世界が舞台。香取さんは「アトランティス大陸とかムー大陸はこうやって消滅してしまったんだろうなとふと思い付き、自分なりにたくさん勉強してみた。すると僕たちが生きるこの21世紀の地球規模の社会問題は1万年前と似てるな、と思い描いた。これはむしろ、小劇場じゃないと表現できない、人類の英知と人間の起源と秘密の話」と話す。

 キャストは、劇団立ち上げ時のメンバーで今回初主演を務めるたまゆり笑(え)さん、相手役の立花聡一朗さんをはじめ、林隼平さん、積希莉世さん、夏鈴さん、吉野朱音さん、五十嵐育也さん、愛河美帆さん、吉良竜矢さん。

 公演時間は日によって異なる。チケット料金は前売り券・当日共に3,000円(前売り券は野方『ひなさく堂』の大判焼き付き)。3月8日まで。

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