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なかの芸能小劇場で長唄会 「日本の調べを身近に感じてほしい」と主催者

第2回彩樹会の第2部で行われた盆踊りの光景(過去開催時の様子)

第2回彩樹会の第2部で行われた盆踊りの光景(過去開催時の様子)

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 長唄やお座敷音楽のイベント「彩樹会~日本の調べ~」が2月19日、なかの芸能小劇場(中野区中野5、TEL 03-5380-0931)で開催される。主催は和楽器演奏家・梅屋貴音(うめやたかね)さんが代表を務める「彩樹会」(弥生町4、TEL 03-3383-7762)。

(関連フォト)第3回「彩樹会~日本の調べ~」チラシ

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2019年5月に初開催し、3度目となる同イベント。梅屋さんは「長唄って何?邦楽は堅苦しい、日本舞踊や歌舞伎は格式が高すぎる、という思いを持っている人が多いことを知り、日本の調べのすばらしさと日本舞踊の艶やかさを、ぜひとも生演奏で気軽に味わってほしい」と思い、同会を立ち上げたという。

 プログラムは2部制。第1部は長唄で、梅屋さん(囃子)のほか、藤舎清穂さん(囃子)、福原洋音さん(笛)、今藤龍市郎さん(三味線)、松永鉄六(三味線)、岡安喜代蘭さん(長唄)が「松の翁」「鞍馬山」を披露する。第2部はシャンソン歌手の佐々木秀美さんが「江戸のラブソング~邦楽のひととき~」と題したお座敷音楽を披露する。

 梅屋さんは「こんなに身近に演奏を聞けて和楽器の事も良くわかった、日本人に生まれたのに長唄を聴くチャンスがなかったのでうれしい、などの声を頂き、会を開いてよかったと思っている。年に2回開催を目指し、毎回思考を凝らしつつ、たくさんの方に『日本の調べと舞踊』を楽しんでもらえるよう頑張る」と話す。

 開演時間は13時30分。料金は、前売り券=3,000円、当日券=3,500円。参加者には奄美大島のお菓子を進呈する。問い合わせは同会または国際文化交流振興協会(TEL 03-3338-6520)で受け付ける。

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