西武新宿線野方駅(中野区野方6)周辺で4月1日、「ジョーク貼り紙」を店頭などに貼り出すイベント「エイプリルフールde街おこし」が開催される。
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「エイプリルフールにクスッと笑えるジョークの貼り紙で、街を楽しく活性化する」をコンセプトとした同イベントは今回で6回目。東京都の商店街グランプリで特別表彰を受けたほか、各種メディアでも毎年取り上げられている名物イベント。統一フォーマットの紙に書いたジョークをエイプリルフール当日に店頭などに掲載する。
野方商店街振興組合の榎本雅則代表理事は「店舗の貼り紙は自由参加。用紙は120枚配布した。何年も継続するとアイデアが枯渇するみたいで、エスプリ系のコメントが多い。昨年同様50店くらいは参加してほしい」と話す。「都知事の会見でロックダウン、不用意な外出は控える、などの発言もあり、イベントそのものの中止も考えたが、このイベントは街を活性化するためのもの。不要不急のイベントかもしれないが、エイプリルフールに合わせた街のジョーク、なるべくSNSでも発信していくので、外出しなくとも野方の商店街を感じていただけたら」とも。
参加を表明したときわ通りのイタリアン「カフェリーゾ」(野方5)江夏みなみさんは「営業してもいいのかどうかも分からないし、飲食店としては意気込んでよいのやら。コロナめぇと思ったり、気が滅入るニュースが多い中、少しでもニヤリとしてもらえれば。外出が控えられているこんな時こそ、飲食店みんなで生き残るアイデアを考えなければ」と話す。
掲載期間は店舗によって異なる。