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中野レンガ坂のビストロがランチで営業再開 フレンチ出身のシェフがラーメンで勝負

「清湯豚骨白醤油拉麺 特製らーめん」

「清湯豚骨白醤油拉麺 特製らーめん」

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 中野駅南口レンガ坂の古民家ダイニング「root(ルート)」(中野区中野3、TEL 03-6382-7474)が4月23日、屋号を「LABO麺(らぼめん)」としてランチタイムのみ営業を再開した。

(関連フォト)「熟成塩豚と古来種野菜 root」外観

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 「世界一周の旅をコンセプトに2014(平成26)年1月にオープンし、現在は熟成塩豚と古来種野菜のビストロとして営業をしていた同店。姉妹店には同エリアのスペイン&メキシコバル「Boqueria(ボケリア)」(同)、中野セントラルパークのビストロ&グリル「me at park(ミーアットパーク)」(中野4)などがある。新型コロナウイルスの影響で4月7日から営業を自粛していたが、店主の原田チャオさんは「ピンチをチャンスに!と思い、かねて進めていたラーメンプロジェクトをこの場所を借りて始めることにした」という。店内は一席一席を離して9席。

 ラーメンは同店姉妹店の古民家一軒家フレンチレストラン「kufuku±(暮富食)」(千代田区外神田4)の竹中誠治シェフが監修したもの。竹中シェフは都内の有名レストランや豪華客船「飛鳥II」のフレンチダイニングのシェフとして経験を積み、昨年「kufuku±」のシェフとなり、日本の伝統食材を使って織りなす、和とフレンチのフュージョン料理を得意としているという。ラーメンの麺は浅草開花楼の特製低加水麺、白醤油は三河の七福醸造を使い、スープは骨の髄にあるうま味を荒炊きで抽出した豚骨スープと昆布スープを合わせ、フレンチの技法でスープを澄ませた清湯豚骨スープで、「清湯豚骨白醤油拉麺」と名付けられている。

 竹中シェフは「スープにこだわり、出汁にこだわり、素材にこだわり、麺にこだわり、こだわりすぎて、一度は諦めかけたラーメン道。しかしこんな時期だからこそ、再び真剣に向き合って、ついに完成させた。皆さまに少しでも食で心豊かな生活をお届けできればと思い、スタートの地でもあるrootの場を借りてチャレンジを始めた。『チャレンジすることで勇気と自信を!』、決してそんな大げさなことではないかもしれないが、とにかく一つ、本気の新しいラーメンがここに誕生したので、フレンチと和のフュージョンのラーメンを、ぜひ召し上がって頂きたい」と意気込む。

 原田さんは 「三密に配慮し、入店制限させていただきながら、一杯一杯に心を込めてご用意させていただく」と話す。メニューは「特製らーめん」(1,000円)や「らーめん」(750円)、「素らーめん」(600円)のほか、「自家製焼売(シュウマイ)」(300円)、「ごはん(鶏そぼろかけ放題)」(100円)、「本日のまかない飯」(450円)などと、「生ビール」や「自家製ワイン」(以上、600円)も用意する。

 営業時間は11時30分~(スープがなくなり次第終了)。

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