スマイルなかの(中野区中野4)で4月16日、「中野にふさわしい観光とは~中野のまちの魅力に迫る」をテーマに、討論イベント「中野区MIX-UP」が開かれる。主催は中野区職員勉強会(NAS)とストリートデザイン研究機構(松が丘2)。
第1回目の「中野区白熱教室」同様、小笠原泰教授の導きで進行する
同イベントは今年2月に行われた「中野区白熱教室」のリメーク版。前回は参加者100人を超えたが、今回は参加者を40人に絞り、徹底的に「ガチンコ」討論会を行う予定。討論を仕切るのは前回同様、明治大学国際日本学部教授の小笠原泰さん。即興で進行するため、結論は用意しないのが特徴。
小笠原教授は「中野MIX-UPの『MIX-UP』の意味は『ごちゃ混ぜ』と言う意味ではなく、ボクシング用語の『ともに高め合い、成長する』という意味なんですね。今回は観光をテーマに取り上げますが、対話(ダイアローグ)と討論(ディベート)の違いを理解した上で、観光を根源的かつ多面的な観点から議論し、『中野にふさわしい観光とは』に関しての知的MIX-UPを試みたいと思います。『中野と観光は合わないでしょう』とお考えの方々にぜひご参加いただきたいですね。おもしろい対話をしましょう」と話す。
中野四季の都市(まち)にキリングループや栗田工業など大企業が入り、明治大学や帝京平成大学が開校、昼間の人口が2万人増えると言われている中野エリア。徐々に観光資源化が進んでいる。
会場は4階AB会議室。開催時間は19時~。参加費=500円(学生無料)。