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区内唯一の映画館「ポレポレ東中野」が「タゴール・ソングス」「島にて」上映で営業再開へ

「ポレポレ東中野」のあるポレポレ坐ビル外観

「ポレポレ東中野」のあるポレポレ坐ビル外観

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 中野区内唯一の映画館「ポレポレ東中野」(中野区東中野4)は6月1日、映画「タゴール・ソングス」「島にて」の上映で営業を再開する。

(関連フォト)「タゴール・ソングス」のワンシーンへ

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため政府が4月7日に緊急事態宣言を発令したことに伴い、東京都が飲食店などの営業自粛や営業時間短縮の協力要請を行ったことを受け、4月8日から臨時休館していた。5月25日に政府は緊急事態宣言を解除し、それに合わせて都も休業や営業時間の短縮の要請についての段階的な緩和を始めたことで、同館もコロナ対策をしながら映画「タゴール・ソングス」「島にて」の上映を始める。

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 「タゴール・ソングス」は、国境や民族を越えた普遍性を持つタゴール・ソングの魅力を伝えるドキュメンタリー。イギリス植民地時代のインドを生きた詩人・タゴールは、生涯にわたってベンガル語で歌を作り、歌い続けた。その歌はベンガルの自然、祈り、愛、喜び、悲しみなどを主題とし、ベンガル人の単調であった生活を彩ったといわれている。その歌は「タゴール・ソング」として、100年以上の時を超えた今もなお、ベンガルの人々に深く愛されている。その理由を尋ねるべく、歌が生きるベンガルの地を旅する。監督は佐々木美佳さん。

 「島にて」は、日本海の沖合にぽっかりと浮かぶ山形県唯一の有人離島「飛島(とびしま)」で平成最後の1年間、人々の暮らしを記録したドキュメンタリー。酒田港から定期船で75分、島の面積は2.75平方キロ。本土を望めば雄大な鳥海山、豊かな自然をたたえた飛島は、その全域が国定公園に指定されている。島で生きるということ、人が集団で暮らし、社会を営むために無くてはならないものとは何かを映し出す。監督は大宮浩一さんと田中圭さん。

 同館ではコロナ対策として、来場時には「必ずマスクを着用(着用していない人は受付でマスクを購入)」、「劇場の各所にアルコール消毒液を設置」「咳(せき)や発熱、体調に不安のある方は来場を控える」の3点を求める。営業中の館内では「客同士の間隔を空けるため座席の上限は36席まで」「客同士の接触を防ぐため上映開始後の途中入場はできない」「上映中に体調不良になった客は退出」「ロビーや館内での大きな声での対面発話はしない」「座布団やブランケットの貸し出しは中止」「ドリンクやクッキーの販売は中止」などを徹底する。

 上映開始時間は、「タゴール・ソングス」=13時~・18時~、「島にて」=10時30分~・15時30分~。当面36席での営業となるため、臨時の予約システムでのチケット販売のみとなる。チケット販売システムの準備完了、予定されているオンライン舞台あいさつの日時はホームページやツイッターで知らせる。

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