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中野区新井にラーメン新店-薬師の人気店、閉店「つけそば栄楽」跡に

店長イチオシの「特製ラーメン」(880円)

店長イチオシの「特製ラーメン」(880円)

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 中野通りと早稲田通りの交差点近くに4月24日、ラーメン店「東京煮干屋本舗」(中野区新井2、TEL 03-5942-4550)がオープンする。

「東京煮干屋本舗」外観、暖簾には「龍馬」のエンブレム

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 新井薬師前「RYOMA本店」(上高田3)の2号店。1号店のコンセプト「大人のラーメンレストラン」に対し、立地や客層を考え「和」をコンセプトとしている。メニューは「ラーメン」(650円)を定番メニューに、「特製ラーメン」(880円)、ジョッキ生ビールやつけ麺などもラインアップに加える予定。

 店長の後藤隆さんは「強めの煮干ししょうゆのスープや麺などの素材にはもちろんこだわるが、肩ロースなどの肉も売りの一つにしたい。味の調整は日々怠らず、最高の煮干ししょうゆスープを作りたい」と話した。

 55年間の営業を終え昨年末に閉店した老舗「つけそば栄楽」跡に開店することについて、「この場所で店を構えるのは正直抵抗があった。尊敬する栄楽のオヤジさんに勝とうとは思っておらず、敬意を表して出店した。栄楽さんのように中野の人たちに愛される店にしたい」と後藤さん。

 席数は11席で、テーブル席のある1号店に対し同店は全てカウンター席にした。厨房(ちゅうぼう)は客席から「丸見え」にし、「少しでもお客さまの食べている表情を見たい。見られている緊張感の中でちゃんとした調理をすることが目的」としている。

 同月22日には「RYOMA本店」の常連客を招待、無料で「特製ラーメン」を振る舞い、新しい味に対する意見や作業の流れなどの最終確認を行った。23日に味や流れの微調整をした後藤さんは「ラーメンは本当に満足できる自信作となった。つけ麺は残念ながら自信作に達しなかったので満足のいく味になるまで出さない」と開店時のメニューからは急遽「つけ麺」をはずした。「つけ麺は、近日中に必ず最高のものを仕上げる」と意気込む。

 営業時間は11時~食材がなくなるまで。

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