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中野・桃園エリアのブランド「桃園クラフト」に福島の桃使った「桃ビール」加わる

缶ビールの形で完成した「モモゾノクラフト」オリジナル「桃ビール」

缶ビールの形で完成した「モモゾノクラフト」オリジナル「桃ビール」

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 中野駅南口「実業桃光会 桃園商店街」(中野区中野3)の地域ブランド「Momozono Craft(モモゾノクラフト)」に9月11日、オリジナルクラフトビール「桃のビール」が加わった。

(関連フォト)福島県「ABE果樹園」の桃と「桃園商店街」副会長・蟻塚純さん(左)、「フタバフルーツ」3代目店主・成瀬大輔さん

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 2026年12月に完成予定の中野駅西口改札前に開通する中野4丁目と中野3丁目の架け橋、南北連絡通路の南側出口に位置する「桃園通り」がメインストリートとなる同商店街。その商店街で若者経営者が中心となり、今年の2月19日に地域共通のブランド「モモゾノクラフト/Momozono Craft/MMZN(CRAFT)」を立ち上げた。「桃園クラフト」は、この地域で作られたもの、企画されたものなどのブランドの総称で、スエットやキャップなどのアパレル、インテリアとなる植物標本「ハーバリウム」、カラーキーホルダーやオリジナルグラスなどの雑貨、オリジナルクラフトコーラ「モモゾノコーラ」シロップなどがすでに発売されている。

 今回は「モモゾノクラフト」シリーズ第3弾としてラインアップに加わったオリジナルクラフトビール「桃のビール」。福島県のABE果樹園の桃「あかつき」を使い、木花之醸造所(台東区)とフタバフルーツ(若宮3)とのコラボによる「Farm Brewing Japan」ブランドの第3弾を兼ねた商品として、桃園エリアの店舗などで販売を始める。初期ロットは500缶。

 「モモゾノクラフト」の仕掛け人である桃園商店街副会長の蟻塚純さんは、「このブランドは、桃園商店街の各ジャンルの業種を超え、点から線、線から面として商店街地域をPRすることを目的に作られた商店街共通ブランド。時間の経過による人離れや、現在も続くコロナ禍の影響の中で日々変化するモモゾノ、ひいては中野の街をアフターコロナを見据えた上で、もう一度新しくモモゾノや中野をつくっていくことを根底に置き、店舗や近隣住民と共有するための一つのツールとして作った」と話す。桃のビールについては、「ここの地名である桃と、福島名産の桃を軸にして、全国に桃というつながりが広がっていけば」と期待を寄せる。

 価格は365ミリリットル缶=700円。お披露目イベントとして10月2日と3日、中野マルイ(同)裏の「四季の庭」で「モモゾノクラフトマーケット」と銘打ったイベントを予定している。

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