西武新宿線野方駅周辺で3月30日から、「ジョーク貼り紙」を店頭などに貼り出すイベント「エイプリルフールde街おこし」が開催される。主催は野方商店街振興組合。
(関連フォト)4月3日に開催される関連イベント「ジョーク王2022決定セミナー」ポスター
「エイプリルフールにクスッと笑えるジョークの貼り紙で、街を楽しく活性化する」をコンセプトとした同イベントは2015(平成27)年にストリートデザイン機構の有志たちのアイデアから生まれ、今回で8回目。東京都の商店街グランプリで特別表彰を受けるなど、名物イベントに成長した。統一フォーマットの紙に書いたジョークをエープリルフール当日に店頭などに掲載する。
今年のジョーク貼り紙は、商店街に属する野方北原通親交会、野方本町通り商店会、野方ときわ通り商店会、野方駅前通共栄会、野方みつわ通り商店会の5つの商店街の商店だけでなく一般の方々からもジョークを受け付け、ネットで公開する。貼り紙の第1弾は「野方笑い地蔵尊」に「世界平和の実現とコロナ禍の終焉(しゅうえん)まで休業します」というジョークがお目見えした。野方商店街振興組合の榎本雅則代表理事は「こんな時代だからこそ、ジョークと笑いで世界平和を祈る。コロナ対策は万全なので、野方まで遊びに来てほしい」と話す。
4月2日には野方区民活動センター(野方5)2階で関連イベント「ジョーク王2022決定セミナー」を開催する。榎本代表理事が扮(ふん)するエノッチがジョーク貼り紙の解説を行うほか、三遊亭はらしょうさんが「エイプリルフール高座」、ドクター富士こと富士たかしさんが「エイプリルフール医療漫談」を行い、富士さんはMCも務める。開催時間は14時~。要予約で、定員は30人。
掲載期間は店舗によって異なる。