人道支援団体の国際NGOワールド・ビジョン・ジャパン(中野区本町1、TEL 03-5334-5350)が11月17日、オンラインイベント「現地駐在スタッフと行くベトナム・バーチャルツアー」を開催する。
(関連フォト)オンラインイベントオンラインイベント「現地駐在スタッフと行くベトナム・バーチャルツアー」メインビジュアル ©World Vision
チャイルド・スポンサーシップによる地域開発や緊急人道支援などを行い、設立34年目を迎えた同団体。日本の支援者からの寄付を活用し、国連WFP(世界食糧計画)などの国連機関や日本政府など多様なパートナーと連携して、食糧危機の対応や子どもたちの栄養改善に取り組んでいる。
インドシナ半島にあるベトナムは、中国、ラオス、カンボジアと国境を接し、東は南シナ海に面している。同国のムオンチャ支援地域とトアンザオ支援地域はいずれも北部の山岳地帯にあり、同NGOではチャイルド・スポンサーシップを通して2010(平成22)年から保健・栄養改善や子どもの保護などの支援に活動しているという。
同イベントでは、ベトナムに駐在する同NGOのスタッフとオンライン(Zoom)でつなぎ、支援地域へのバーチャルツアーを実施。チャイルド・スポンサーシップの支援活動によって実現できたことや現地に暮らす子どもたちの様子などを、スタッフの解説で案内する。同NGO広報担当の徳永美能里さんは「日本から遠く離れた支援地域の子どもたちにオンラインで会いに来てもらえれば」と呼びかける。
19時開始。所要時間は1時間程度。参加無料。定員500人。ウェブサイトから申し込むと、オンライン会議ツール「Zoom」による会議のURLが後日メールで届く。