男性俳優だけの劇団スタジオライフ(中野区松が丘1、TEL 03-5942-5067)が12月10日から、本拠地「ウエストエンドスタジオ」(新井5)で音楽劇「La Passion de L'Amour(ラ・パッション・デ・ラムール)」公演を行う。
(関連フォト)「La Passion de L'Amour」ポスター
同作品はモーリス・ルブラン「アルセーヌ・ルパン」シリーズの一編「カリオストロ伯爵夫人」を基にした音楽劇。同劇団が2013(平成25)年に上演した「カリオストロ伯爵夫人」とは大幅に内容を改定し、新作として上演する。作曲は村井邦彦さん、作詞は同劇団の演出家である倉田淳さん、ピアノ演奏は田中和音さん、音楽監督は竹下亮さんが担当する。
主役のジョゼフィーヌ・バルサモ(カリオストロ伯爵夫人)役はダブルキャストで青木隆敏さんと関戸博一さんがそれぞれのチームで務める。他のキャストは共通で、ラウール・ダンドレジー(アルセーヌ・ルパン)役は松本慎也さん、クラリス役は神澤直也さん(イッツフォーリーズ)、ムッシュM役は石飛幸治さんが務める。
同劇団は1985(昭和60)年に結成し、1987(昭和62)年から男性俳優が女性役も演じる手法を取り、現在は約35人が在籍する。男性俳優のみで構成していることや、劇団唯一の女性で脚本・演出家の倉田さんの舞台演出で、幅広い年齢層の女性人気を集める。
上演時間は日によって異なる。チケット料金は、一般=6,500円、学生=3,000円、高校生以下=2,500円。12月18日まで。