写真家・関口照生さんと亀山仁さんのコラボ写真展「日常のミャンマー3」が2月3日、中野の「ギャラリー冬青」(中野区中央5、TEL 03-3380-7123)で始まった。
関口さんは日本写真家協会と日本写真協会の会員。コマーシャルや雑誌・写真展の撮影を中心に写真家として活動するほか、ライフワークとして世界の辺境を訪ね、そこで暮らす人々の取材を続ける。作品集に「火のラティード」「地球の笑顔」「支倉の道」、竹下景子さんとの共著「ハロープラスワン」や「ファミリーへウエルカム」など。小笠原ドキュメント映画「EDEN」の監督も務めた。
亀山さんは1966(昭和41)年12月、東京都生まれ。日本写真協会会員。一般社団法人ミャンマー祭りの理事を務める。亀山さんは「2021年2月1日のミャンマー軍によるクーデターから約1年。ミャンマーの人たちは軍の非道に抗議を続けている。ミャンマーの人々は仏教徒で信心深い人が多いが、現地からは言葉を失う情報が伝わってくる。ミャンマーに通い始めて約16年になり、現状を伝えることが自分の役割と考え、ミャンマーの人たちと共に自分にできることで応援を続けている」と言う。
同展は、ミャンマーでの撮影だけでなく、日本とミャンマーとの交流活動などを行っている関口さんと亀山さんに注目し、コラボ写真展を企画したという。関口さんの作品14点、亀山さんの作品14点、合計28点のオリジナルプリント作品を展示している。
開廊時間は11時~19時。日曜・月曜・祝日休廊。今月25日まで。