「BISTRO MO5(ビストロ・エムゼロファイブ)」(中野区本町4、TEL 03-6683-6897)が3月21日、地下鉄丸ノ内線・新中野駅近くの住宅街にオープンした。
バンド活動に終止符を打ち、フランス料理店やホテルなどで15年以上修業を重ねてきたという木村友亮(ともあき)さんが開いた同店。3月7日からランチのみで営業を開始し、ディナーメニューを完成させたタイミングでグランドオープンの運びとなった。席数は、カウンター=5席、テーブル=6席。店名の「MO5」は地下鉄丸ノ内線・新中野駅の駅ナンバリング(=MO5)から取った。店のロゴは店主の木村さんが手がけた。
バンドをあきらめフレンチを志すことを決意したとき、妻の寛子さんは「この人は安定に興味がなくて、一生夢追っちゃうタイプなのか。それなら私も好きなことをしよう」と会社を辞め、以前から就きたかった職業の道に進んだという。
ランチメニューは日によって異なるが、「豚肩ロースのビール煮込み」「真鯛(マダイ)のポワレ」「骨付き鶏もも肉のトマト煮込みとクスクス添え」「骨付き鶏もも肉のコンフィ」(以上、フォカッチャ、ポタージュスープ付きで1,200円)などを用意する。
ディナーメニューは、「リエット」「パテ・ド・カンパーニュ」「砂肝コンフィのサラダ」「ブランダード」「ブーダン・ブラン」などの前菜と「カキのソテー焦がしバターソース」「牛ハラミステーキフリッツ」「アッシ・パルマンティエ」「ダブリエ・ド・サプール」「いかのリゾット詰めイカスミソース」などのメイン、「ヌガークラッセ」「プリン バニラアイス乗せ」などのデザートを用意する。
ドリンクメニューは、スパークリングや赤・白など常時15種類をそろえるワイン類、クラフトビール(COEDO)、ノンアルコールスパークリング、コーヒー、紅茶を用意する。
木村さんは「ちょっと立ち寄る感覚で、気軽に家庭的なフレンチとワインを楽しめる店にしていきたい。料理と音楽は、受け取った人に喜んでもらおうというところが同じ。今後は小さな生演奏ライブなども開けたら」と話す。
営業時間は、ランチ=12時~14時、ディナー=18時~22時。月曜定休。