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中野の男性劇団「スタジオライフ」がシェークスピア原作「お気に召すまま」

ロザリンドを演じる関戸博一さん(手前)、シーリアを演じる緒方和也さん(右)、オーランドーを演じる鈴木翔音さん(奥)

ロザリンドを演じる関戸博一さん(手前)、シーリアを演じる緒方和也さん(右)、オーランドーを演じる鈴木翔音さん(奥)

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 俳優が男性だけの劇団スタジオライフ(中野区松が丘1、TEL 03-5942-5067)が7月15日から、本拠地「ウエストエンドスタジオ」(新井5)で「お気に召すまま」を上演する。

(関連フォト)「お気に召すまま」メインビジュアル

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 ウィリアム・シェークスピア原作の同作品。翻訳は松岡和子さんが、演出は倉田淳さんが、それぞれ務める。9人が出演。主役のロザリンドはダブルキャストで、関戸博一さんと松本慎也さんが務める。団長の藤原啓児さんのほか、緒方和也さん、伊藤清之さん、鈴木翔音さん、山本芳樹さん、大村浩司さん、船戸慎士さんも出演する。

 同作品は、家督相続の中でそれぞれ不運を抱えてしまうド・ボイス公爵家の末弟オーランドーと公爵のめいでロザリンドがひかれ合うことから始まる恋愛喜劇で、アーデンの森を舞台に数組の男女が恋の情熱に振り回されながら間違いと誤解を絡ませ合う。同劇団が上演するシェークスピア作品としては5作目となる。

 藤原さんは「劇団旗揚げ20年を機にシェイクスピアに取り組み、『夏の夜の夢』『ロミオとジュリエット』『十二夜』『じゃじゃ馬慣らし』と上演してきた。今回は、登場人物すべての人が最後には幸福な人生へと向かうまで道のりをエネルギッシュでにぎやかに、開放感に満ちた感覚で描きたい」と話す。

 12回を予定する公演のうち9回で、終演後に撮影会やアフタートーク、お見送り会などを開催する。

 上演時間は日によって異なる。料金は、一般=6,500円、学生=3,000円、高校生以下=2,500円。7月23日まで。

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