「串揚げバル縁-えにし-」(中野区野方5、TEL 03-5356-9505)が8月23日、西武新宿線・野方駅前ときわ通りにオープンした。
店舗面積は約30平方メートル、席数は、カウンター=6席、テーブル=10席。店主の江夏承凱(しょうかい)さんと妻のみなみさん夫妻が2014年(平成26)年8月に同所で開業したイタリアンダイニングバー「caffe riso(カフェリーゾ)」の建物の老朽化が進み、いったん休業して建て直すことを決めたのが昨年9月。みなみさんによると、休業しながらそのままダイニングバーにするのか新たな業種にチャレンジするのかをしばらく考えていたが、12月には「串揚げ」店にすることを決めたという。
建て替え中、承凱さんは渋谷の串揚げ店「五感で楽しむ串揚げ屋 生粋namaiki」で修業。串揚げのノウハウなどを習得したという。店名については、「これまでに出会った人やカフェリーゾのお客さま、地域の皆さまとの縁があって今までやってこられたという思いから『縁』とした。今までの縁を大切にしつつ、これからも良い縁に恵まれたら」と話す。
フードメニューは、「ホタテキャビア」「天使のエビ」「からすみ大根」「ロングアスパラ」「アジしょうがみょうが」「牛タンねぎ」「チーズ入り和牛メンチ」など、肉や魚、野菜の創作串揚げをメインに、承凱さんが薦める「串揚げおまかせ6本」(1,800円)などを用意する。串揚げには分子調理器を使う。おつまみは「生ハム」「エビのアヒージョ」「牛すじワイン煮込み」など。釣り好きの承凱さんが釣ってきた魚を使う「釣りたて鮮魚のカルパッチョ」(1,000円)のほか、本日の麺料理やTKG、自家製の肉みそに付けて食べてもらうお通しの野菜スティックも提供する。
ドリンクメニューは「生ビール」(550円)、「グラスワイン」(500円)などのほか、ハイボール類、サワー類、焼酎類、日本酒類、スパークリングワインなどを用意する。
みなみさんは「野方在住の人はもちろん、仕事帰りのビジネスパーソンが帰宅する前に立ち寄りやすい立地。旅行がてら仕入れた全国各地の地酒や名産品など、日替わりでお薦めメニューも提供する」と話す。
営業時間は17時~24時。日曜定休。