認知症の人への理解を深めるためにたすきをつなぐランニングイベント「RUN伴(ランとも)+なかの2023」が9月16日、中野区役所をゴールとして開催される。主催は中野区オレンジカフェ連絡会(中野区上高田2)を中心とした「RUN伴+なかの2023」実行委員会。
(関連フォト)8月16日には宮原和道実行委員長(右から4人目)らが酒井直人区長(左から5人目)を訪問した
「RUN伴」は、認知症の人と接点がなかった地域住民と認知症の当事者や家族、医療福祉関係者が一緒にたすきをつなぐイベント。開催は6回目で、今年は参加する「オレンジカフェ」などが6カ所増えた。区内18カ所の認知症サポートカフェを3つのコースに分け、南コース、西コース、酒井直人中野区長も伴走する北コースからゴールの中野区役所を目指す。
ゴール地点にはオレンジバルーンなどを配したゲートを設け、各コースのアンカーチームのためのゴールテープを用意するほか、飲食ブースでは、ライブキッチンによるフードの提供、中野区観光協会「中野名店弁当」の販売、中野駅南口レンガ坂「麦酒大学」学長による生ビールの振る舞いなどを予定している。NPOゆるナカによるおもちゃ広場も開設予定。
実行委員長の宮原和道さんは「誰もが幸せに暮らせる中野になることを願って、ゴールの区役所前広場に集まってほしい」と呼びかける。
14時ゴール予定。飲食ブースの開設時間は11時から閉会まで。