「ムーンロード秋まつり」が10月14日、JR東中野駅東口北側に位置する「東中野ムーンロード」(中野区東中野4)で開催される。主催は東中野駅前飲食店会。
(関連フォト)酒井直人中野区長(右)を表敬訪問した東田敬子商店会長(左)
同イベントは、「昭和の街」と呼ばれる「ムーンロード」の恒例行事で10度目の開催。「マ・ヤン」「大政小政」「ちょいと一杯」「旅」などムーンロードにある店舗の店内イベントのほか、路上では近隣の店も合わせ18の店舗や団体が参加。大道芸人やライブを繰り広げる。
ムーンロードの正式名称は「東中野駅前飲食店会」で、戦後東中野で最も栄えた商店街の一つ「飲食店街 住吉小路」から現在の名前に変わった。小路が三日月のように曲がっていることから、「ムーンロード」と呼ばれるようになったという。昔ながらの店舗と狭い路地が特徴の「昭和の街」として映画やドラマの撮影も行われているが、再開発の波の中で近年移転する店舗が多くなっており、約50メートル四方にかつて50店舗ほどあったが現在は約20店舗が営業している。
参加店と提供メニューは以下の通り。「昭和の街を保存する会」=焼きそば、「にこにこ茶屋」=ラムネ、「シャンソニエ マ・ヤン」=ちらしずし、「創作ダイニング こ卯(う)さぎ亭」=生ビール・豚汁・ミートボールトマト煮・玉コンニャク、「パオ屋台」=揚げギョーザ・酒、「隠れ家 二三+地熱風」=焼き物・煮物、「スペインバル HastaLuego(アスタルエゴ)」=ワイン・デリ、「TAKE COFFEE&BAKE」=焼き菓子・ドリンク、「まみーたSakuraのオススメ食材」=ナッツ・ドライフルーツ、「Bar Noo」=ドリンク、「Dead Gunman's Society 14」=射的・ウイスキー・ラム酒・軽食、「路地裏酒場 ちょいと一杯」=塩もつ煮込み・ガツ刺し・ドリンク、「銘酒居酒屋 大政小政」=日本酒、「インターナショナル・ビルメンテナンス+ヒガナカ・プロジェクト」=ポップコーン・アート作品、「四万十 旅」=栗焼酎・みそ田楽、「くるみ」=酒・おつまみ、「タコロード」=たこ焼き、「海鮮串天ぷら 中野家」=手羽先炭火焼き。
出演者は、ジャズ「鎌倉清年JAZZ仲間達」、サンバ「SAMBA B.B.M」、ゴスペル「COCORO*CO」。江戸大神楽「仙若(せんわか)」さんやミュージッククラウン「みま」さんらのパフォーマーも参加する。
シャンソンバー「マ・ヤン」のママで商店会長の東田敬子さんは「コロナで1回だけ開催できなかったが、10回目の秋まつり。出演者もム-ンロ-ドを盛り上げたいと、ギャラは関係なく最高の音、最高の演技を提供してくれる。出店も今年はムーンロード以外からも東中野駅周辺から7店舗、個人商店らが参加してくれる。ムーンロードの自慢のイベント、皆さまの楽しそうな顔が見たいので、ぜひ足を運んでほしい」と話す。
開催時間は12時~17時。