2024年度の「中野区シティプロモーション事業助成」公開プレゼンテーションが6月8日、中野区役所1階「ナカノバ」で開催された。
(関連フォト)「2024中野ダイバーシティフェスタ」の中野ダイバーシティ・ウォッチャーズ
同区が2022年から毎年開催している「文化・芸術、子育て・教育」をテーマにした助成事業で、今年の3月19日から4月26日まで募集し応募のあった11の事業者の中から、最終選考に残った6組が公開プレゼンテーションを行った。
当日は、審査員である同区の高村和哉文化・産業振興担当部長、中谷博企画課長、青木大子ども政策担当課長、冨士縄篤文化振興・多文化共生推進課長のほか、同区のシティープロモーション事業「ナカノミライプロジェクトワークショップ」に参加している構造計画研究所、西武信用金庫、ちょっと、東京アスレティッククラブ、新渡戸文化学園、JR東日本中野駅、丸井グループ、三井住友信託銀行中野支店、友和(Yuwa Group)が、質問などを行うオブザーバーとして参加した。
公開プレゼンテーションは、「2024中野ダイバーシティフェスタ」の中野ダイバーシティ・ウォッチャーズ、「中野区ミライ★ライター倶楽部」の中村未来(みく)ライター事務所、「Vtuberとオンラインゲームで遊びながらネットリテラシーを勉強しよう!」のENFINITY(エンフィニティ)、「託児銭湯」のヒャクマンボルト、「『産前産後子育て世代』つながるフェスタ in NAKANO」のMie Design Office(ミーデザインオフィス)、「地域・多世代交流コンサート『歌の力・音楽の力』」のNPO法人「ZEROキッズ」の順で、質疑応答を含めて1団体約30分の枠で行った。
各プレゼン終了後には審査員やオブザーバーから「どのように中野区のシティープロモーションにつなげていけるのか」「予算は足りるのか」「活動の広報手法は」「選定されなくても事業は行うのか」などの質問が飛び交い、プレゼンテーターが真摯(しんし)に答えていた。
審査果は6月下旬に事業者に伝えられ、同区のホームページなどにも掲載する。