健康・医療とメディア芸術を学ぶ「中野クリエイティブ祭2024」が8月24日、中野区役所1階「ナカノバ」や「ミーティングルームA」で開催される。主催は日本うんこ学会。
第1回「中野クリエイティブ祭」であいさつする前田地生実行委員長
2022年4月に初開催した同イベント。前回は東京青年会議所中野区委員会(東京JC中野)が主催した。前回・今回共に実行委員長を務める同学会理事の前田地生(ちせい)さんは「コロナ禍でいろいろなことが重なり、すぐには開催できなかった。今回から『日本うんこ学会』に引き継ぎ、健康・医療とメディア芸術を学ぶ灯をつなげていくことにした。前回の会場となった中野サンプラザが使えなくなったが、中野区が協力してくれて会場を使わせてくれることになり、とても感謝している」と話す。
イベントでは、「大腸がんのことがわかるスマホゲーム」「子育て×医療」「アール・ブリュット」「医療絵本」「乳がん検診啓発」などの展示コーナー、オリジナルの「菌」の絵を描くコーナー、乳幼児から楽しめる「ゆるナカ」おもちゃ広場、「寿命が今日決まったら展」などのほか、メインステージではさまざまなトークセッションが行われる。
トークセッションは、秋葉原内科saveクリニックの鈴木祐介院長をゲストに日本うんこ学会会長の石井洋介医師がモデレーターを務める「心も体も疲れている人へ『本当の休み方』」(13時~)、は石井会長と産業医科大学演劇部による「ACP講演&演劇『人生の最期まで自分らしく生きる』とは」(14時~)、愛成会副理事長でアール・ブリュットのアートディレクターなどを務める小林瑞恵さんらが登壇し医療ライター増谷彩さんがモデレーターを務める「ケアとアートの交差点」(15時30分~)、酒井直人中野区長と次世代の介護業界を担う若手が語り合う「2060年のケアを語ろう」(16時30分~)で、17時45分から「中野発!ケアマネ音頭」を会場全員で踊る。
前田実行委員長は「日本うんこ学会の石井会長と盛り上がって一昨年に初開催したイベントを再始動させる。健康・医療の『正しい』知識を漫画・イラスト・絵画・ゲームといったクリエイティブの力を借りて届けたいという理念を胸に、今後も東京中野発の企画として、より大きく広げていけるよう尽力する」と話す。
開催時間は12時~18時。入場無料。申し込み不要、途中の入退場自由。