イベント「のりものの未来について考えよう」が9月8日、中野四季の森公園(中野区中野4)イベントエリアや中野区役所1階「ナカノバ」などで開催される。主催は東京青年会議所中野区委員会(東京JC中野)。
「大人も子どもも一日楽しめる、聞いて、見て、走る! 五感で感じるモビリティーの祭典」と題した同イベント。企画した東京JC中野の市川信太朗委員長は「最近のライドシェアやシェアサイクル、自動運転技術など、日々多様化・進化するモビリティーだが、交通事故は増加傾向に転じ、中野区では道路の狭さや交通不便地域なども問題になっている。そのような問題を、未来を担う子どもたちと共有し、一緒に学び、議論したいと思い企画した」という。
当日は、東京工科大学デザイン学部准教授でクリエーティブ・プロデューサーの田村吾郎さんが講師を務め、酒井直人中野区長がパネリストを務める「中野の未来の交通を考えよう」をナカノバで開催するほか、フォーミュラーカーを展示。13時から1時間程度、中野四季の森公園に隣接する公道をフォーミュラーカーがデモ走行も行う。
市川委員長は「フォーミュラーカーを公道に走らせることもチャレンジし、このイベントをきっかけに、子どもたちに乗り物の楽しさを感じてもらえるような企画とした。最先端のモビリティーとテクノロジーについて有識者と区長が登壇する講演会も開くので、中野の交通施策について皆さんと考える日にできたら」と話す。
開催時間は10時~18時。入場無料。