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中野・第七中で「なかよしフェス」 児童生徒らが企画、映画上映や花火も

フィナーレとなった花火の様子

フィナーレとなった花火の様子

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 中野区立第七中学校(中野区江古田2)の校庭や体育館で10月13日、「なかよしフェス」が開催された。主催は同校PTA。

(関連フォト)小学生がそれぞれ手作りで1枚1枚描いた案内ポスター

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 コロナ禍で地域のイベントがなくなってしまったことや、江古田小学校と江原小学校の児童が第七中学校に進学するが、生徒グループも保護者グループも分断されがちになることを懸念した同校校長からの「みんなでなかよくなれるイベントを企画してみては」という提案を受け、生徒と各PTAが昨年初めて企画して実現した同フェス。昨年は1500人の参加者があった。

  今年も、児童・生徒がそれぞれ一枚一枚手書きで描いたポスターを掲示板に貼ったり、中野区の広報サービス「ためまっぷ」などを利用したりして、今回も約1500人が集まったほか、酒井直人中野区長も駆け付けた。

 フェスは、第七中学校PTA大橋正明会長のあいさつで始まった。大橋会長は「第七中学校は改築が予定されている。今後もこうしたイベントが行えるよう、地域のコミュニティとして安心安全な学習環境を作り、地域の活性化を通じてみなさんが幸せに過ごせる街づくりをねがう」と話し、同中学校吹奏楽部の演奏で幕を開けた。15時30分からはディズニー映画の映画上映、18時からは地域の消防団が見守る中で約2000発の花火が打ち上げられた。

 子ども実行委員の進行を支えた江原小PTA鈴木めゆ会長は「自然に高学年が指揮をとって励まし、イベント成功に向けて子どもたちが主体的に知恵を出し団結する姿に感動した。学校を超えて保護者も子どもも仲良くなって、もともとのイベントの目的も達成し、大成功だったと思う」と話した。

 花火終了後は大歓声となり、19時過ぎには無事にお開きとなった。

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