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中野ブロードウェイ「リトルハイ」で立体切り絵アーティスト濱直史さん個展

濱直史さんの作品「扇子折り鶴~四季」

濱直史さんの作品「扇子折り鶴~四季」

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 立体切り絵アーティスト・濱直史(はまなおふみ)さんの個展「扇子切り絵」が3月20日から、中野ブロードウェイ(中野区中野5)4階のアートギャラリー「Gallery リトルハイ」で開催される。

(関連フォト)濱直史さんの作品「盆栽折り鶴~松竹梅」

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 濱さんは1981(昭和56)年生まれ。2011(平成23)年から独学で切り絵を学ぶ。リアルな草花からファンタジーな作品まで独自な世界観で切り絵を作り上げ、新しい切り絵の可能性を模索。伝承折り紙やペーパークラフトに切り絵を施す「立体切り絵」という新しい独自スタイルでの表現を確立したほか、和紙で曲面を自作し、そこに切り絵を施す「曲面立体切り絵」などの作品を発表している。

 同展では、代表作である鶴の作品と紙で制作された盆栽が融合した「盆栽折り鶴」、繊細な切り絵を施された扇子と四季それぞれの風景を感じさせる折り鶴が融合した「扇子折り鶴」など、日本の「和の美」を感じさせる立体切り絵作品約40点を展示販売する。

 ギャラリー店主の小高均さんは「繊細で美しい和の立体切り絵の世界。濱さんの独自の技術で伝承折り紙やペーパークラフトに切り絵を施したさまざまな新しい表現の切り絵作品は、どれもがとても繊細で美しく平面の切り絵にはない魅力にあふれている。特に鶴をはじめとする伝承折り紙をモチーフにした作品の数々は、日本の伝統文化とその独創的なアイデアが驚くほどマッチして、見る者全てに『和』の素晴らしさを感じさせる」と話す。

 開催時間は12時~19時。水曜休廊。入場無料。3月30日まで。

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