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中野れきみんで「端午の節句」展 大こいのぼりや武者絵のぼり、武者人形も

「端午の節句-鯉のぼり祭り-」

「端午の節句-鯉のぼり祭り-」

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 ミニ企画展「端午の節句-鯉のぼり祭り-」が現在、江古田二丁目バス停近くの「山崎記念中野区立歴史民俗資料館(通称=れきみん)」(中野区江古田4、TEL 03-3319-9221)で開催されている。

(関連フォト)武者絵のぼり

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 同展では、同館所蔵の大きなこいのぼりや武者絵のぼり、明治時代から昭和初期の神武天皇、神功(じんぐう)皇后と武内宿禰(たけのうちのすくね)、桃太郎と犬、鍾馗(しょうき)、牛若丸と弁慶などの武者人形を展示するほか、「端午の節句」の由来や「中野区の端午の節句」などをパネルで説明している。

 「端午」とは月の「端(はじ)」めの「午(うま)」の日で、「午(ご)」が「五」と同音であり、奇数月と同じ数字の重なる日を「めでたい」とする習わしから5月5日を「端午の節句」として祝うようになったといわれている。奈良時代に中国から伝来し、無病息災を祈る宮廷行事として邪気払いのショウブを飾ったという。江戸時代には「ショウブ」が「勝負」や「尚武」と同音で、「男の子」の節句として身を守る「よろいかぶと」を飾り、出世と成長を願うための「こいのぼり」を揚げるようになった。

 開館時間は9時~17時。月曜・第3日曜休館。入館無料。5月6日まで。

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