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中野駅南口に「BaRプードル」 PR会社おくりバント会長が個人事業で

おくりバント会長兼「BaRプードル」マスターの高山洋平さん(右)とオープン時の店内

おくりバント会長兼「BaRプードル」マスターの高山洋平さん(右)とオープン時の店内

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 中野駅南口桃園通りの二股交差点に4月25日、「BaRプードル」(中野区中野3)がオープンした。経営はPR会社「おくりバント」(新宿区)会長の高山洋平さん。

(関連フォト)「BaRプードル」外観

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 中野区のショートフィルムコンテストの中野区応援ソング「ナカーノ」で、同区内では一躍有名人となった高山洋平さんがマスターとして運営する同店。高山さんは「自分は中野駅北口を中心に年間360日は飲んでいるプロ飲み師、常連の店も多い。その中で特に世話になった『BARスミス』の経営者が店を畳むと聞き、成り行きで引き継ぐことになった。やってみたところ、まずは酒が原価で飲めるので飲み代が大幅に削減できることに気付き、さらには友人や本業のクライアント、クリエーター、音楽活動の関係者などとの事業シナジーもあり、非常に有意義な時間だったが立ち退きにより閉店してしまったので、今度はゼロから自分でやろうと思い、スミスのスタッフと共にバーを始めた。(中野駅)北口は10年以上飲み続けていて充分飲み尽くした感があるので、南口という新天地でまた新たなコミュニティーを作りたいと思い、内装業デキマスワークス社経由でこの場所に出合った。一目ぼれだった」と話す。席数は、カウンター7席、立ち飲み4人ほど。

 フードメニューは、高山さんが常連の複数のラーメン店から現金で買い付けた「現金買付!プロチャーシュー」、人気店のチャーシューを日替わりで用意する。ドリンクメニューは、エチオピアコーヒーを奄美大島の黒糖焼酎で漬けた「エチオピア珈琲(コーヒー)焼酎」、高山さんが上海駐在経験時に最も飲んだという青島ビールのハイエンドライン「青島ビールIPA」、スコッチウイスキーモンキーショルダーなど幅広くそろえている。「異常なまでのこだわりをみせている」という割材は、地中海のキプロス共和国産のジュースブランド「フォンタナ」やタイ王室がタイ国民のために主導したブランド「ドイカム」のパッションフルーツジュース、店内で最も高価だというクラマトジュース、さらには「成城石井」「紀伊國屋」「クイーンズ伊勢丹」「カルディ」などで買いそろえたお茶やコーヒーなどを取りそろえている。

 高山さんは「地元の人に愛される憩いの場になれるようにしていきたい」と意気込む。

 営業時間は19時~翌2時。

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