
日本一の「車夫」を決める「Red Bull(レッドブル)人力車」が10月9日・10日、中野セントラルパーク(中野区中野4)で初めて開催される。主催はレッドブル・ジャパン(港区)。
日々観光客を案内する人力車の車夫が主役となってスピードと技術を競い合う同イベント。日本独自で開催するイベントで、2日間にわたり「最速×最巧」の車夫を決める。コンセプト設定やコースなどは、人力車で世界30カ国以上を訪れ、アフリカ横断6400キロなどを達成している車夫のガンプ鈴木さんがスポーツディレクターとして監修した。
参加する「車夫」は、元ラグビー日本代表選手や、日本唯一の人力車サークル「同志社大学人力俥友之会」の学生、旅人として自転車でアメリカ横断を達成した挑戦者など、さまざまな経歴を持つ「車夫」が集結。「車夫」が多く活動する浅草や京都だけでなく、長崎、愛媛、岐阜、茨城など、1都1府12県の観光地から18歳~54歳の合計64人の「車夫」が参加する。女性「車夫」からのリクエストで、女性「車夫」6人によるエキシビションレースも行う予定。
初日は予選ラウンドで、直線100メートルで人力車を引き、全32レースを行い、上位20人が2日目の決勝ラウンドに進出できる。決勝ラウンドはガンプ鈴木さん監修の下、「ビッグスロープ」「ジャイアント缶」「急加速」「急ブレーキ」など多彩なセクションが登場し、ただ単に速いだけでは勝てないスキルも試される特設障害物コースで競い、チャンピオンを決める。
開催時間は、1日目(予選)=15時~19時、2日目(決勝)=15時~17時30分。観戦無料。