中野区誕生80年を記念して現在、「暮らしの記憶展」が区立歴史民族資料館(中野区江古田4)で開催されている。
1932(昭和7)年に中野町・野方町が合併し、東京市中野区が誕生してから80年。当時の鷺宮・雑色地域(現在の南台・弥生町)の農村風景も住宅地として発展し、人口は13万人から30万人を超えるまでになった。
会場では、昭和から平成にかけての交通や祭りなど人々の暮らしなどを伝える写真を展示、庶民の暮らし・戦時統制下の暮らしなどを紹介している。昭和のテレビ、ラジオ、レコードプレーヤー、ウォークマンなどのほか、連合軍最高司令部からの機密文書や当時のイベントポスターなども展示。
開館時間は9時~17時。月曜・第3日曜休館。入館無料。12月2日まで。