東京都建設局と東京メトロは4月1日、上落合2丁目交差点付近に東京メトロ落合駅の既存施設を利用した「落合地下通路」の供用を始める。
写真左側が落合地下通路と地上部を結ぶエレベーター、右側は階段通路
上落合2丁目交差点は山手通りと早稲田通りの交差点で自動車の通行量が多く、横断歩道の歩行者の安全を確保することを目的とした街路事業の一環。同地下通路の増設と同交差点の東南側出入り口ができることで、同駅利用が便利になり、より安全で安心な歩行ルートが確保される。
この工事により、幅員約2~2.5メートルの地下通路62メートルが延長され、同駅の地上出入り口は1つ増えて5カ所となる。そのほか、始発から終電まで利用可能となり、併設のエレベーターはバリアフリー対応となる。なお、同地下通路の維持管理は、増設した部分を含め中野区が行っていく。