中野・桃園会館(中野区中野3)で11月23日、食べる虫をテーマにした「東京虫食いフェスティバル」が開催される。
同フェスは今回で4回目。タイ・ラオス最新昆虫食リポート、ドキュメンタリー映画「むしくい」ダイジェスト版、食用昆虫科学研究会による最新研究リポート「サイエンスアゴラの内容を中心に」を公開するほか、星舟庭ライブコンサートを開催。カベルナリア吉田さん・ムシモアゼルギリコさんの虫カルチャートークや、「虫ガール」メレ山メレ子さんのトーク企画に加え、「昆虫料理レシピアワードグランプリ」の受賞作品も試食できる。
昆虫料理アワードグランプリでは、事前に審査した5種類の優秀作品の中から、審査員が壇上で各メニューを食し、グランプリを決める。エントリーは同5日までで、タイワンタガメ、タイワンツチイナゴ、ツムギアリ、サクサン、カイコ、ハチノコ、イナゴ、アルゼンチンモリゴキブリ、コオロギ、ミールワームの10種類の昆虫のうち最低1つを使うことが応募条件。
審査委員長は、1950(昭和25)年生まれで昆虫料理研究家の内山昭一さん。味や食感、栄養面などの角度から食材としての可能性を追究、どうすれば昆虫はよりおいしく食べられるのかを研究している、日本で唯一の昆虫料理研究家とされる。
開催時間は16時~20時30分(予定)。料金は2,000円。参加には申し込みが必要。申し込みは虫フェス運営事務局で受け付ける。