見る・遊ぶ 暮らす・働く 学ぶ・知る

「中野区伝統工芸展」開催へ-「曲物」「江戸木彫刻」工芸職人ら実演も

「曲物」工芸職人である大川良夫さんの実演(第22回)

「曲物」工芸職人である大川良夫さんの実演(第22回)

  • 0

  •  

 4月1日から名称が新しくなった中野区産業振興センター(旧名称=中野区勤労福祉会館、中野区中野2)で6月6日から、「中野区伝統工芸展」が開催される。主催は中野区伝統工芸保存会。

型紙彫刻実演の様子(第22回)

[広告]

 江戸時代から伝わる中野区内の伝統工芸を中心に紹介する同展は今年で23回目。「見て・作って・愉(たの)しむ」をコンセプトとし、同区で活躍する伝統工芸職人による手描友禅や着物仕立て、東京無地染、佐賀錦、曲物、江戸木彫刻、型紙彫刻、江戸べっ甲、結納台、和人形、木彫り人形、江戸表具、組みひも、能面仏像、彫刻ガラス、楽器オルゴールなどを展示する。

 作品の展示や即売会のほか、入り口や会場内で職人が作品を制作する姿を披露するのも特徴の一つで、製作過程の説明なども聞くことができる。東京手描友禅職人である熊澤吉治さん、結納台職人である鈴木慶さん、曲物職人である大川良夫さんらの実演も予定。

 体験コーナーでは、手描友禅が「ハンカチ手描き」、着物仕立てが「半襟付け」、彫刻硝子が「ひとくちビアガラス」、江戸表具が「ミニからくり屏風(びょうぶ)」、木彫り人形が「木削り」など、それぞれ制作を体験できるほか、入り口脇の「お茶席」では和菓子付きの「お抹茶」(500円)も提供する。

 開催は10時~17時(お茶席は16時まで)。入場無料。同8日まで。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース