中野・薬師あいロード商店街に8月29日、「讃岐(さぬき)うどんと酒肴菜(さかな) 和香(わか)」(中野区新井1、TEL 03-6312-6232)がオープンした。
同商店街の南側入り口近くに店を構える同店。席数は、テーブル席約19席、カウンター5席の合わせて約24席。昼は讃岐うどん専門店、夜は毎日築地市場から仕入れてくる魚料理を中心とした居酒屋の「二毛作」営業という。
20年以上すし店の板前だった大森茂さんが、かねてよりやりたかった「讃岐うどん」の店と、板前で培った「和」の店を融合させた形で独立した。「小学生の時の夏休みに毎年1カ月以上滞在していた香川県の祖母の家でおやつのように食べていた讃岐うどんがずっと忘れられなく、いつかは讃岐うどんの出せる和食の店を持ちたかった」という。店名の「和香」とは「和食」「和む」、「香る」「香川」から命名した。
昼のメニューは「かけうどん」「ぶっかけうどん」「ざるうどん」(以上、480円)、「釜玉うどん」(530円)、「かしわ天うどん」(680円)などのほか、店主おすすめの「限定かき揚げうどん」(880円)、サイドメニューとして「鮪(まぐろ)のヅケ山かけ丼」(480円)や「本日の炊き込みごはん」(250円)なども用意する。
夜のメニューは「塩しらす豆腐」(450円)、「大山鶏の柚子胡椒焼き」(800円)、「万願寺とうがらし焼き」(400円)、「限定カニクリームコロッケ」(800円)、「レバーフライ」(600円)などのほか、「ハートランド生」(550円)や梅酒、日本酒、焼酎、サワー、ワインなども用意する。「〆」として「アナゴの甘煮丼」(900円)、「和香風おにぎり」(200円)、「和香の卵かけごはん」(350円)のほか、讃岐うどん「かけ」「ざる」(以上、480円)や数人で食べることができる「大ざる」(1,200円)も。
大森さんは「こだわっているのはだしと粉。関東の人向けにアレンジした味付けではなく、本場の讃岐うどんの味にこだわったつもり。うどんもオリジナル配合で香川県から直送している」と話した。「そして夜には居酒屋となり、おいしい『酒肴菜(さかな)』とお酒を楽しんで、最後はぜひ讃岐うどんでシメていただきたい。きっと新しい発見があると思う」とも。
営業時間は、昼=11時30分~14時30分、夜=17時30分~23時(以上、ラストオーダー)。