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中野・野方で「アール・ブリュット展」-「独自」作風40点、面白帽子作りも

「おもしろ帽子ワークショップ」にも参加予定の出展作家・宮間英次郎さん

「おもしろ帽子ワークショップ」にも参加予定の出展作家・宮間英次郎さん

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 中野・野方の「WIZギャラリー」(中野区野方5)で11月26日、「アール・ブリュットde街おこし展4」が始まる。主催は野方商店街振興組合や社会福祉法人「愛成会」らで形成される「のがた街おこしアール・ブリュット展」実行委員会(TEL 03-5942-7259)。

ヴェネツィア・ビエンナーレに参加した澤田真一さんの作品も展示される

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 同展が中野で開かれるのは今回で4回目、宮間英次郎さんや柿沼陽介さんら日本のアール・ブリュット作家11人の作品約40点を紹介する。アール・ブリュット(Art Brut)とは「生(き)の芸術」という意味のフランス語で、正規の美術教育や文化潮流とは違い、作者独自の方法・発想で制作された芸術の総称、障がいを抱えるアーティストの芸術も含まれる。

 同展の関連イベントとして、作家の制作背景や作品の魅力などをアートディレクターが話す「ギャラリートーク」「キッズギャラリートーク」、11月30日には出展作家の宮間さんがかぶっているようなデコレーション帽子を宮間さんと作る「おもしろ帽子ワークショップ」や、約3000個の積み木を使っていろいろな形を制作できるスペースを常設するほか、野方・ときわ通りの特設会場では関連グッズ販売などをおこなう。

 企画・運営する「愛成会」事業推進課長の小川由香里さんは、「より多くの人たちにアール・ブリュット作品を見ていただき、芸術の素晴らしさを感じてほしい。いろんな世代の人たちがアートや文化に触れる機会となれば」と話す。「街おこしという意味ではギャラリーだけでなく、野方の街で新しい発見をしてもらいたい」とも。

 開催時間は10時~17時(11日は休館、最終日は15時まで)。観覧無料。12月2日まで。

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