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アニメ制作50年「トムス」と営業100年「西武鉄道」がアニメでコラボ、車両内で放映

西武鉄道車両内で放映されている「でででん」のワンシーン(C)TMS

西武鉄道車両内で放映されている「でででん」のワンシーン(C)TMS

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 昨年8月にアニメーション制作50周年を迎えた「トムス・エンタテインメント」(中野区中野3)と、昨年12月で営業開始100周年を迎えた西武鉄道(埼玉県所沢市)は2月23日、西武鉄道車両内スマイルビジョンでオリジナルコラボレーションアニメーション「でででん」の放映を開始した。

TMSアニメ制作50周年×西武鉄道100年アニバーサリーで実現

 今回のコラボレーションは、トムス社が西武新宿線の新井薬師前駅を本拠地としていた縁と、両社の節目の年を記念して実現したという。「でででん」のテーマは「日常」で、一見何気ない日常でも、その日々を積み重ねていくことが新しい「未来」を作り出すことにつながっていくというコンセプト。同作品は両社の長い歴史におけるこれまでの感謝を込めた作品で、「両社が今後50年、100年と次の「未来」へ向けてお客さまと共に歩んでいく」という姿勢の提示でもあるという。

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 ストーリーは主人公である所沢アモルと鉄道にまつわる日常を描く。西武鉄道の電車や西武線沿線の街をイメージした舞台が多く登場し、キャラクターデザインは過去にトムス社が制作したアニメーションへのオマージュを盛り込みながら、動物をモチーフに造形している。メーンスタッフは、TVアニメ「君に届け」シリーズや「鬼灯の冷徹」などを手掛ける鏑木ひろ監督と長沼範裕副監督のコンビで、キャラクターデザインは石川佳代子さん、音楽はTVアニメ「君に届け」シリーズや「xxxHOLiC」シリーズを手がけたS.E.N.S.(センス)が担当した。

 同作品は本編映像75秒、全5話の予定で、今年の12月31日まで放映予定。西武鉄道車両内スマイルビジョンや、高田馬場駅など主要駅周辺に設置されている電子看板「スマイル・ステーションビジョン」などで放映する。

 トムス社は、制作部門、営業部門、関連スタジオなどが、中野や新宿、三鷹などに点在している状況であったが、2012年11月にJR中野駅南口の中野五叉(さ)路付近に本社を移転(現本社ビル)し、営業・管理部門が集結。2013年11月には本社ビルの大久保通りを挟んだ向かい側に自社ビルとなるスタジオを竣工し、点在していた全ての拠点を統合した形で、昨年「アニメーション制作50周年」を迎えた。