中野ブロードウェイ(中野区中野5)4階のアートギャラリー「Gallery リトルハイ」で8月13日、奇想漫画家・駕籠(かご)真太郎さんの個展「日本の夏 奇想の夏」が始まる。
駕籠さんは1988(昭和63)年、「COMIC BOX」にてデビュー。グロテスク、猟奇、人体改造や人体破壊から、SF的な題材まで狂的な世界観を描く。「エログロ」寄りの表現が多いが、主体はブラックユーモア。「輝け!大東亜共栄圏」「喜劇駅前虐殺」「万事快調」「かすとろ式」「フラクション」「登校途中の出会い頭の偶然キスはありうるか?実験」など著書多数。
テーマは「和風」「夏」。特殊美少女絵の描き下ろし原画約30点を展示する。ギャラリー店主の小高均さんは「妖しく可愛いく美しい駕籠真太郎式の特殊美少女絵。エログロナンセンス、不条理、シュール、ブラックユーモア満載のカゴシン流夏祭りを楽しんでほしい」と話す。
併せて、特殊似顔絵イベントも開催。駕籠さんが奇想漫画執筆と並行して継続している活動で、似顔絵・肖像画にモデルのリクエストに応じて「特殊な加工」を施すもの。8月15日と同22日の駕籠さん在廊時に予約が完了したモデル希望者をその場で描く。
開催時間は12時~19時(最終日は17時まで)。入場無料。水曜休廊。今月25日まで。特殊似顔絵希望者は駕籠真太郎公式ホームページ「印度で乱数」で予約を受け付ける。