なかのZEROで早大交響楽団が公演-中野区・早大文化交流事業の一環

約300人の学部生が所属する早稲田大学交響楽団

約300人の学部生が所属する早稲田大学交響楽団

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 なかのZERO(中野区中野2)大ホールで11月25日、早稲田大学交響楽団「メイプルコンサート」が公演を行う。中野区と早稲田大学の文化交流事業の一環。

約300人の学部生が所属する早稲田大学交響楽団

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 2014年JR中野駅北口「中野四季の都市(まち)」地区に同大の中野国際コミュニティプラザが開設される予定で、日本人と学生と留学生が混在する約900人規模の学生寮施設と生涯学習施設が併設される。同コンサートは同大と中野区の文化交流を促進することを目的に開く。今回で3回目。

 同交響楽団は「ワセオケ」の愛称で知られる同大公認オーケストラで、約300人の学部生が所属している。年5~6回の主催公演、大学公式行事、通算13回の海外公演も。本年度は、2013年に迎える楽団創立100周年を記念した演奏会(全5回)を開いている。

 今回は指揮者に寺岡清高さんを迎え、シュトラウスII世「トリッチ・トラッチ・ポルカ」「ポルカ~雷鳴と稲妻~」「ポルカ~狩りにて~」、サン=サーンス「交響曲第3番 ハ短調 作品78~オルガン付き~」などの演奏を予定している。

 寺岡さんは1992年ウィーン国立音楽大学指揮科に入学、1997年イタリア・シエナのキジアーナ音楽院より指揮科最優秀受講生に贈られる「フランコ・フェラーラ大賞」が授与された。2000年ミトロプーロス国際指揮者コンクール優勝。ヴェニスのフェニーチェ歌劇場管弦楽団、サンクト・ペテルブルグ・フィ ルハーモニー交響楽団、オランダ放送管弦楽団、モスクワ室内管弦楽団、ウィーン室内管弦楽団をはじめ、イタリアを中心にヨーロッパ各国のオーケストラへ客演。日本では2001年に大阪交響楽団(旧 大阪シンフォニカー交響楽団)を指揮してデビュー。国内でも数々の交響楽団を指揮している。

 開演は14時。チケットは全席自由1,000円。なかのZEROチケットセンター(TEL 03-3382-9990)で販売している。

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