トレーディングカードゲーム最大手「ブシロード」グループの新日本プロレスリング(中野区中央1)は1月5日、総合エンターテインメント事業を展開するアミューズ(渋谷区)と新日本プロレス所属レスラーの芸能活動における業務提携を開始すると発表した。
(左から)新日本プロレス木谷高明オーナー、棚橋弘至選手、アミューズ相馬信之常務取締役
今回の業務提携は、「100年に1人の逸材」棚橋弘至選手や「スイーツ真壁」「暴走キングコング」の異名をとる真壁刀義選手、子どもたちにも知名度があるオカダ・カズチカ選手など、新日本プロレス所属選手約40人がアミューズを通じてタレント芸能面でも広く活躍することで、両社が行っている海外事業・商品関連などにシナジー効果が生まれることを狙った提携で、新事業展開強化の一環。
同日、後楽園ホールで行われた「NEW YEAR DASH !!」大会では、新日本プロレス木谷高明オーナーとアミューズ相馬信之常務取締役、棚橋弘至選手を交えてがっちり握手を交わしたほか、提携の経緯などを説明した。木谷オーナーは「所属レスラーの芸能活動はすべてアミューズに任す」、相馬常務は「新日本プロレスはアジアでも通用するので、バックアップしたい」とそれぞれ話した。
なお同団体は12日、米プロレス団体WWE入りする方向を示しているIWGPインターコンチネンタル王者・中邑真輔選手は今月いっぱいで退団することを発表している。