JR東中野駅近くにある式場施設「west53rd日本閣」(中野区東中野5、TEL 03-3367-2222)で1月20日、中野区の経済4団体が新年賀詞交歓会を合同開催した。
東京商工会議所中野支部、中野工業産業協会、中野区しんきん協議会、中野区観光協会の4団体が毎年、1月中旬ごろに開催している同会。この日は17時から式典を行い、約200人の経営者らが出席した。
会場では、東商中野支部の麻沼雅海会長が冒頭のあいさつで、日経平均株価の下落や中国経済の不安などに触れたあと、「近年はアニメやサブカルチャーが集積する街といったイメージが多くの若者や起業家を中野に引き付ける魅力となっている。街づくりのソフト面と呼べる活動は、中野をより魅力的で活力あふれる都市に成長させていく起爆剤になる」と話した。中野工業産業協会の溝口秀二会長は「中野の街づくり」「常総市の水害」などついて話し、中野区しんきん協議会の落合寛司会長は「地方創生」「TPP」などを話題に、それぞれあいさつした。
来賓祝辞には、「JR中野駅周辺の再開発」「西武新宿線の連続立体交差」などについて話した田中大輔中野区長のほか、東京商工会議所の北山禎介副会頭、北原ともあき中野区議会議長、内閣府副大臣の松本文明衆議院議員、川井しげお東京都議会議長が登壇した。
式典の前には、東商中野による「永年会員表彰」「永年勤続優良従業員表彰」が行われたほか、式典の後には懇親会を開き、中野区観光協会の宮島茂明理事長が乾杯の音頭をとった。