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なかのZEROで「新春京劇」祭-「三国志演義」など2日で5演目

「京劇祭」に登場する楊貴妃、関羽や曹操ら(写真=木村武司さん)

「京劇祭」に登場する楊貴妃、関羽や曹操ら(写真=木村武司さん)

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 なかのZERO(中野区中野2)小ホールで1月12日・13日、在日京劇団「新潮劇院」の新春京劇祭が上演される。同劇団が中野区で公演するのは3回目。

「京劇祭」に登場する楊貴妃、関羽や曹操ら(写真=木村武司さん)

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 京劇は中国の伝統的な古典演劇である戯曲の一つ。公演は2日間それぞれ違う演目、計5つの戯曲で構成。12日のプログラムでは「鐘馗嫁妹 -鐘馗の嫁送り-」「貴妃酔酒」「小商河(岳飛伝より)」、13日は「鉄弓縁」「明治大学加藤徹教授による京劇レクチャー」「華容道 -赤壁・曹操追撃戦-(三国志演義より)」をそれぞれ予定している。

 同劇団は1996年、北京京劇院13年在籍の張春祥さんが日本での京劇普及を目的に設立、在日中国人京劇俳優と日本人俳優で構成されている。せりふに日本語を取り入れ、歌舞伎やミュージカルなどと融合や伝統的な台本、演出をアレンジするなど、伝統京劇をより「先進的」なものとしているのが特徴。

 1月12日は19時開演、同13日は14時開演。チケットは、2日間S席通し券=1万円、1日のみはS席=5,500円、A席=3,800円、高校生以下=2,000円(当日券は各500円追加)。ほかに中野区割引など、詳しくは新潮劇院の新春京劇祭公式サイトで確認できる。

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