今年3月から新拠点「中野セントラルパーク」(中野区中野4)に順次移転を開始するキリングループは1月24日、グループ社員約20人でJR中野駅をはじめ周辺地域の清掃を行った。
清掃活動に参加した社員とキリングループ各社の移転先オフィスビル(写真右奥)
同拠点に移転を予定するのは、キリンホールディングス(中央区)と、主要事業会社であるキリンビール(渋谷区)、キリンビバレッジ(中央区)、メルシャン(中央区)など。移動対象者は約3000人で、サウス棟17階から21階(最上階)を利用する。移転の目的は、グループ間連携強化、総合的なコストの最適化、災害時のリスクマネジメント強化などとしている。
この日、参加社員は14時にJR中野駅周辺から清掃をスタートし、数チームに分かれて中野通り周辺、中野サンモール周辺、中野区役所周辺などを清掃、15時ごろには全チームが同駅北口に集合、回収したごみを持ち寄った。
今回の清掃目的について、キリンビールマーケティング東京支社第4支店長の藤田浩文さんは「新居に入る時に掃除をすることは当たり前のこと。清掃を通じて中野の街のことを理解したり、街の人たちとコミュニケーションをとったりすることで、新参者を少しでも受け入れていただけるようグループ一同で活動する。この活動は今後も定期的に行っていきたい」と話した。
大企業の中野区内への移転に加え、、同時期には明治大学や帝京平成大学がキャンパスを開校するJR中野駅北口エリアの今後に注目が集まる。